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らーめん食べ歩き隊が行く

「中華蕎麦 はし本」富山市中川原(食べある記編)

※営業時間、メニュー、価格等の情報は2015年5月22日現在のものです。

動画で食べある記

 

<お店情報>

中華蕎麦 はし本

住所:富山県富山市中川原26-3
電話:076-461-5903

アクセス:
富山駅からバスで約18分 
当日、乗車予定だったバスは、富山駅前 8番乗り場から富山地鉄バス64系統 流杉病院行き10時20分発。
中川原のバス停で下車、徒歩7分でお店に到着することになっていた。

電車と徒歩が好きな方はこちらでも。
富山地鉄上滝線 大泉駅から徒歩30分(2.3キロ程度)

営業時間 :月〜火 木〜日 11時~15時  18時位〜22時位
水曜のみ 11時〜15時

定休日:年始以外は、水曜夜のみ休み。

席数:18席(カウンター8席/テーブル4席×2卓、2席×1卓)

駐車場:9台

 

 

☆<異業種からの挑戦!>大工さんからラーメン店開業をめざす!

 

「中華蕎麦 はし本」鳥居式らーめん塾 13期生 橋本真武さん(45)のお店だ(^^)

当時は、岐阜県高山市在住の大工さんだった。

建築不況のため転業を決意。ラーメン店の開業を考えていた矢先に出会ったのが「中華そば 中村屋」(鳥居式らーめん塾1期生 中村さんのお店。岐阜県大垣市)

中村屋の味に魅了され、一日体感塾を経て、鳥居式らーめん塾へ。
歴代塾生初の車中泊&教室泊を決行したり、
味創り実習のたびに
「高山の名産の○○(山菜やお餅など毎回違う名産品が登場!)です。
これをラーメンにのせたいんですけどっ!」
と語る笑顔が、印象的だった。


2010年11月28日に塾を卒業。

<参考>
2010年11月末卒業 
鳥居式らーめん塾第13期生の卒業制作発表会終了報告

味創り担当の福井講師の紹介で、翌年2月から1年ほど、岐阜県大垣市の中村屋本店で腕を磨いた。

さらに1年半ほどの準備期間を経て独立。
入塾当初に話していた通り、「人口の割にラーメン専門店が少ない」という富山市内で開業した。

「中華蕎麦 はし本」の開店日は2013年11月28日大安吉日。
くしくも13期卒業式から丸3年の節目の日だった。



☆<郊外・ロードサイド立地>富山市郊外の瀟洒なお店。駐車場9台完備!

 

事前にネットで調べたところ、富山駅からお店まではバスで18分+徒歩数分。

今回はせっかくの富山旅。

路面電車で富山〜南富山〜大泉駅(無人駅!)へ。
ここからお店までは2キロあまりの1本道。
美しい立山連峰に向かって、30分ほど歩いた。

大型店がぽつり。また、ぽつり…。
ラーメン店は、大泉駅寄りにおなじみのチェーン店が2軒ほど。
カレーや焼肉の店もあるが、FCではない個人営業の飲食店は少ないようだ。


ようやく看板発見! お店に行く前に、傍らのバス停をみておこう。


 …1時間に1本しかない(@@; よし、12時代のバスに乗ろう、と決めてお店へGo!




和風の清楚な店の玄関から、暖簾を手にした橋本さんが!

中華蕎麦はし本のれん


営業時間の掲示にご注目…。

中華蕎麦はし本の営業時間



山内「年中無休?」

橋本「年始は休みますよ〜。ふだんの昼は休みなし、ですね(^^)b」

さすがは、車中泊&教室泊を決行したタフなお方…(^^;

橋本「スタッフに店を任せられるようになったので…僕がお店に出ない日もあるんですよ(^^;」

開店1年半。繁盛店を支える「人財」は着々と育っているようだ。



店内も広々! 
 

中華蕎麦はし本店内

    

橋本「スタッフとふたりだから…ちょっと広すぎるんですよね(^^;ゞ」

ちなみに家賃は月17万円とか。 

山内「いいお店ですねえ。駐車場も9台あるし〜(^^)」

橋本「駐車場の除雪が本当に大変なんですよ。なにしろ、すべて人力ですから…」

さらに…

橋本「最初に見た時、郊外でいい場所だ、と思って決めたんですが、地元の皆さんによると…立地でずいぶん損しているらしいです(^^;;」

「41号線沿い(富山市街でも交通量、人口の多い道路)に出店していれば、もっと繁盛したのに!」
「このラーメンなら、もっとお客様が集まるよ」
と、たくさんのお客様が店主よりも熱くなってくださったとか。

山内「素敵〜♪ 店主冥利につきますね!
そういえばお店のFacebookページもいい感じで盛り上がってましたよ(^^)b」

橋本「Facebook…?(@@;」

富山県内各地、さらに新潟、石川、秋田などからも多数投稿されている「中華蕎麦はし本」のFacebookページ
店主の知らないところでファンの皆さんが開設してくださったものだ。

橋本「そういえば、新しいメニューを出すと、何も宣伝していないのに続々とお客様がいらしたっけ…(@@;」

山内「理想的ですね♪(^^)」

橋本「立地の件は…いざとなったら厨房の道具類は自前だし、全部持って引っ越しますよ。
どこへ行っても、やっていけると思うから(^^)」

静かな口調に、覚悟と自負が伺えた。



橋本・スタッフ「いらっしゃいませ〜(^^)(^^)」

まだ11時10分すぎだが、営業マン風の方、作業服姿の方などが続々来店!。
20代から50代くらいまでと、年齢層は幅広い。

「つけ麺の大盛りって、どのくらいの量ですか?」
と質問する若い女性たち以外は、着席までの動作、注文の様子からみて、リピーターのようだ。



カウンターにメニュー発見!

中華蕎麦はし本メニュー



イラストのタッチ、文体も、どことなく「中村屋」風(^^)

油そばメニュー



「油そば大盛り! 」
「地鶏の塩そば!」
「つけめんをあつもりで!」
「飛騨味噌ラーメンとライスちょうだい」

見事にバラバラ!
山内「一番人気があるメニューは何ですか?」
橋本「うーん…どのメニューもまんべんなく出ますねえ(^^)」




☆店主の語る「普通」に圧倒…(@@;;


それなら、と味創りのこだわりを伺ってみた。

たいていの店主さんが、食材の解説や仕込みのご苦労等を話してくださるからだ。
食すべきメニューが自ずと絞られるというわけ(^^)b

山内「さ、どんどん語ってください!(^^)」
ペンを構えたら、意外な答えが。

橋本「あ〜…そういうアピールはしないんです(^^)
僕がうまいと思うものを普通に作って、普通に提供しているだけなので」

食材等の解説はほとんどしない。最低限の情報はメニューに記してあるという。

橋本「(修業先の)中村屋でも、食材は地元の銘柄鶏など良いものを使ってましたが、ことさらに蘊蓄を語らない方針だったので…(^^)」


「普通に」作っているというが…
橋本さんは、大成食品株式会社の製麺技能士謹製麺をなんと4種類も採用!(@@)
各商品の具材、スープとのバランス、相性を第一に考え、使い分けているのだった。
オペレーションの負担やコスト、ロス等を考えると「普通」どころか、大変な覚悟のいる選択なのだが…。
味噌ラーメン用の飛騨味噌も、昔ながらの製法を守っている銘柄を探して取り寄せている…

店主が語らない分、周囲が饒舌になる…(^^;
もしや非公式Facebookページが盛況なのは、このせい?(^m^)"


☆<“麺”夢塾が貢献>「地鶏の塩そば」と「飛騨みそつけめん」を試食♪



今回はもっとも細い麺、もっとも太い麺を使ったメニューを作っていただくことにした。

中華蕎麦はし本地鶏塩そば


前者は期間限定商品の「地鶏の塩そば」 850円。


メニューには「奥飛騨シャモガラと胸肉出汁の純鶏中華そば」と解説されていた。

すり鉢風の丼に、たっぷりの金色のスープ!
鶏の香ばしさと旨味がきいた、柔らかな味わいのスープにうっとり。
しなやかな細麺ののどごしを楽しみつつ、一気に完食。

このスープ…どこかで味わったことがあるような…?


橋本「3月の“麺”夢塾で教わったスープをさらに改良したんですよ(^o^)"
貝のだしを隠し味にして、深みを出してます。
麺は大成食品さんの扱っている麺ではもっとも細い28番です(^^)b」

“麺”夢塾は、大成食品(株)が日々の営業でお忙しい既存のラーメン店主様を対象に開いている新商品開発研究会。
毎年春と秋に、ラーメン業界のトレンドや食材をテーマにした講演と、福井講師による新商品試食会の二部構成で開催。

お得意様である個人経営のラーメン店主様のご繁盛、売上向上に役立つ情報を提供しつづけている。

橋本さんは北陸新幹線が開通したのを機に、初めて参加してくださったのだった。

橋本「試食会で福井さんにその場で色々質問できて、大変勉強になりました。
あんなに丁寧に色々教えてもらえるとは! 
もっと早く行けばよかったな。
お店に帰ってさっそくこの商品を開発したんですよ(^o^)」


続いてもっとも太い麺を使った「飛騨みそつけめん」を…

中華蕎麦はし本味噌つけめん



価格は930円
お店で使っているもっとも太い麺は、おなじみのつけめん用。

山内「この赤いのは…?(@@;;」
橋本「トマトですよ〜」

ほんのり塩味のトマトピューレを、もちっとした麺にちょっとつけてみた。
トマト特有の香りと甘酸っぱさが爽やかだ。
細切メンマと柔らかな刻みチャーシュー入りのつけ汁は、辛口の味噌の個性が際立っていて新鮮♪ 
辛味や酸味は卓上の調味料を使ってお好みで…、という設定。
つけ汁だけに麺をつけて、つるつる…トマトをからめて、またつるつる…

丁寧にとられた肉系、魚介系の旨味を楽しみ、トマトと味噌の相性の良さにうなずきながら…2杯めも完食してしまった(^^)v 


☆鳥居式らーめん塾トークで盛り上がり…

橋本「そういえば、中村屋の安田君が鳥居式らーめん塾の講師になったんですってね?(^^)
大垣に住んでいた頃、安田君の家で飲んで、そのまま泊まったことがあったなあ〜。
彼、優秀で弁が立つし…あのまま銀行にいても出世したのに、(安田講師が学生時代アルバイトをしていた)中村社長に惚れ込んで、転職したんですよね」

と話題は、鳥居式らーめん塾に。


橋本「塾では、福井さんの味創り講義と実習が本当に良かったですね。
一日体感塾の講義でもう『ここに入るしかない!』って思ったもの(^^)。
時間の許すかぎり、ずっと実習をしていたかったなあ…。

座学では、ラーメン評論家の方々や繁盛店主の方の講演が印象的でした。
最新の話題店や流行の話。
斑鳩の店主さんの資金計画とか融資の話…
本やインターネットで探してもみつからない、ここでしか聞けないような話が多くて、とても興味深かったです。
看板を自分で描いてみる時間(青木@デザイン担当講師のワークショップ)も楽しかったです!」

<参考>前回の東京校(19期)の講義風景 前回(20期/京都校第5期)の講義風景

13期生は橋本さん以外が全員飲食業界経験者。
すでに居酒屋、焼肉店等を多数経営する繁盛店主、海外出店と政変による撤退を余儀なくされた経営者もいた。
同期の仲間たちとの会話が実に刺激的で、ケーススタディとしても参考になったという。

橋本「へーっ、前回は新宿の風雲児さんの講義があったんですか! 
安田君の講義も聞いてみたいし…
北陸新幹線に乗って再聴講に行っちゃおうかな〜(^o^)」

山内「ぜひぜひ♪ お待ちしています(^^)/"」

再会を約束して、退出。

12時代のバスはとっくに行ってしまったが、 足取り軽く、再び大泉駅へ向かった。


<おわり>

 
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鳥居憲夫 (2015年06月 19日 17:11)  コメント(0)

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