中華麺作りに魅せられて30年という社長は、大正6年に祖父が興した大成食品の3代目。中国人から祖父が学んだ伝統技術を守りつつ、最新テクノロジーを積極的に取り入れるチャレンジ精神も失わない。この「不易流行」の姿勢で、これまでに製品化した麺は100 種類以上にも上ります。
内モンゴルの塩湖で採取、精製されたかんすいを使ったナチュラルかんすい手もみ麺は最近の自信作。日本テレビの人気番組「どっちの料理ショー」に究極の中華麺として登場するなど、マスコミでも話題の逸品です。熟成を活発化させるクラシック音楽を聴かせた麺、かんすいの溶けがいい磁化水を練り水に使った麺なども続々完成。粉やかんすいの質、太さ、縮れ具合、なめらかさ、コシ、スープやトッピングとの調和……。調理人から寄せられるわがままなまでのこだわりを確実に製品化して信頼を集め、今や得意先は都内を中心に600軒以上。企業秘密の関係で残念ながら店名は出せませんが、行列ができる店として有名なところも数多く含まれています。
平成9年から開催している「繁盛店経営塾」ではラーメン界の活性化を担う人材づくりにも貢献。30年のキャリアを元にレクチャーするほか、国内外の外食事情に詳しい専門家を招いての講演、売れ筋および新メニューの提案など、ボランティアでの情報提供を続けています。近々、ラーメン店を始めたい人の支援活動を始めることも検討中。齢50を過ぎてますますエネルギッシュに活躍する社長です。 |