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第十回 大成食品七夕の集いレポート(^^)
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7月3日。中野サンプラザで「大成食品七夕の集い」が開かれた。
「七夕の集い」とは、大成食品のお取引先企業、大成食品社員、スタッフ全員をお招きし、大成食品の一年間の歩みをご報告する恒例行事だ。
食べ歩き隊が案内されたテーブルには「鳥居式らーめん塾」講師陣や、大成食品1階事務所の設計を担当した岩橋さんの姿があった。
開講間近な「第12期鳥居式らーめん塾」の話題や卒業生の近況等の情報交換に花が咲く"(^.^)(^o^)"
☆「鳥居式らーめん塾」講師陣紹介
http://www.tokyo-ramen.co.jp/ramen-jyuku/koushi.html
☆岩橋さんとの出会いは……
「麺食ギャラリーオープン」
http://www.tokyo-ramen.co.jp/tabearuki/bangai7.html
定刻となり、大成食品代表である鳥居隊長が登壇!
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■回 鳥居代表からのご挨拶
■■ 「大成食品 次の10年に向けて」
鳥居「本日は七夕の集いにお集まりいただき、ありがとうございます。
2001年7月7日に第1回を始めてから10年になります。色々あった長い10年だっただけに感無量です。
大成食品のチームワークを強固にしたい。現状を打開し、積極的に新しいことに取り組みたいという思いから始めたこの集い。
初回は40名で開きました。
年を追うごとにお客様が増え、今回は120名以上お集りいただいています。
チームワークの大切さは、皆さんもよくお分かりだと思います。今、開催中のワールドカップ、日本は残念ながらベスト8には残れなかったものの、素晴らしいチームワークを見せ、善戦しました。
逆に強豪フランスがチームワークの悪さから敗退……。個々のメンバーがどれほど有能であっても、チームワーク次第で明暗が分かるのは、会社においても同じだと思います。
この10年をふりかえってみますと……
2001年11月 初めての開業支援に着手。第一号のお店は新宿の『古武士』でした。
2002年3月 大成食品のアンテナショップ『麺彩房』を立ち上げました。
2004年10月には食の安心安全を追求すべく、工場を全面改修。テストキッチン併設の会議室を設け、11月6日に『鳥居式らーめん塾』がスタートしました。
塾は現在までに11期を終え、昨年の第10期は京都校で開催。卒業生はのべ55名に達しています。
卒業生が着々と繁盛店への道を突き進んでいる様子は実に喜ばしい限りです。
2006年春からは、商品開発研究会『"麺"夢塾』を始め、現在9回を終えました。
2007年4月1日には、食の安全に関する基本方針を発表。
2007年8月には1、3階の事務所の改修工事をしました。
この10年の取り組みを経て、売上は3倍となり、順調に利益が出る会社になりました。これも皆様のおかげと心から感謝しております。
10年を一区切りとし、次の10年に向かって新たな挑戦をしていきたいと考えています。
目標その1。過去10年で売上を3倍に伸ばしたように、次の10年でさらに3倍伸ばすことを目指して頑張ります。
その2。新たな時代の製麺業界の在り方を追究します。
外に向かっては、たとえばお客様ともっと近づけるような取り組みをしたい。
一般のお客様、子どもたちを対象にしたらーめん教室の開催なども視野に入れて、大成食品の麺のお客様を増やしていきます。
製品の工場直売についても新しい販売手法を検討、導入します。
また今まで誰もやったことがないような新製品をつくり、メニュー開発、提案をしていきたいと考えています。
内に向かっては、社内のチーム力をさらに強化し、今の3−4倍の力を発揮できるように育てたいですね。
10年前の私は53歳、今63歳。次の10年に向け、もうひと頑張りしなければと発奮しております。
どうか皆様のご支援、ご協力をお願いいたします」
深々とお辞儀する鳥居隊長に、場内から盛んな拍手が贈られた。
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■回 元プロ野球選手 柳田さんの講演
■■ 「巨人軍V9を支えたチームワーク」
続いては柳田真宏氏の講演(^^)。
柳田さんは1948年生まれの62歳。高校卒業後西鉄を経て巨人軍に入団。「巨人軍史上最強の5番打者」と呼ばれ、代打の切り札としてV9に貢献した名選手だ。
「なぜ当時の巨人軍が9回連続優勝できたのか。その理由をお話したいと思います。
当時はON全盛期。長嶋茂雄選手、王貞治選手という二大スターがいた時代です。選手力は重要ですが、やはりチームをひとつにまとめる監督の力、コーチの力が重要。
まとめるための努力、仕組みができていたから、当時の選手はみな、自分が頑張ることで巨人を大きくしているという気持ちが自然にもてました。
まとめる努力としては……
たとえば、巨人軍は毎年2月から1か月間、宮崎キャンプをします。川上哲治監督は、キャンプに先立ち、選手ひとりひとりに手紙を書くんです。
『柳田君、今年は○○に期待しているよ』なんて調子で、細やかなアドバイスをくださる。
一方、監督の奥さんは選手の奥さんたちを集めて食事会をします。
『ご主人、家でバット振っている?』と家庭での様子を情報収集するんです。
選手は職場では我慢の連続。秘めた思いを奥さんには伝えていることもあるからなんでしょう(^^)
また、挨拶で個々の選手の状態もわかりますね。声は正直で、好調な選手は声が弾んでいるし、不調や心配ごとがある選手は声が沈む。監督は個々の選手の状態をよくわかっていましたね。
ジャイアンツのチームワークの基本は、お互いがお互いの気持ちになってプレーしようということ。与えられた役割を全うするのは義務。さらに次の人のために配慮することがチームワークなんですね。
たとえば、サードの長嶋(茂雄選手)が捕ったら、ファーストの王(貞治選手)に投げるわけですが、『捕りやすい球を放ろう』と長嶋は考え、『どんな球も捕るぞ』と王は考える。
そんな気持ちが守備を固め、もし失敗してもお互いに『悪かった、ごめん!』と言えるんです。
川上野球の強さの秘密は監督批判厳禁だったことにもあると思います。
方針が決定したあとで文句を言ったら罰金10万円。監督の指示に選手は皆従う。個人プレイはだめ、全力で自分の責任を全うし、次の人にタッチする……。その連続で130試合終われば優勝し、ビールかけができるんです。1年の苦しみが報われるんですね。
あいにく私はお酒が1滴も飲めず、ビールのにおいだけで苦しくなったけど(^^;、プロに11年間いて8回も優勝できた経験は私の喜びであり財産になっています」
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■回 「巨人軍史上最強の5番打者」への道。
■■ 才能を鍛え磨く方法とは
「巨人軍で5年にわたり代打を担当しましたが、一軍25名に入るのは本当に大変。己をよく知ることが一軍入りには欠かせません。
自分はどんな選手か、強みは何だと熟考の末、打つ力の強化だけは手を抜かないと決めました。
仲間うちで遊んでいても、ちょっと時間があけばイメージトレーニング。
川上監督の『バットを枕元におけ。アイデアが浮かんだらすぐ振れ』という言葉を守り、夜中にバットを振る日々でした。
キャンプの練習メニューを取捨選択する能力も必要になる。今日は○○をやろうと自分でテーマをもって取り組む積み重ねが次第に大きな差になります。
当時のキャンプでは、ベテラン、若手を同室にしていました。お互いに教えあい成長しあう良い機会でしたね。
私は同室のベテラン・柴田選手に
『自分はこんなに頑張っている。足だって100m11秒7と速いのにどうして代打ばかりなんだろう?』
なんてよく愚痴ってました(^^;ゞ
先輩いわく『盗塁の技術はあるか?』と。
確かに私は盗塁の技術がありませんでした。ただ速く走ればいいわけじゃないんです。
才能もコーチとの出会いがなければ開花できないものです。ひとりよがりではだめなんですよ。
コーチと言葉のキャッチボールができると上達しますね。
自分でテーマを見つけて努力して、コーチの指導を仰ぐ。教わった通りにやるとまた悩みが出てコーチに相談する。答えにそってまたやり方を変えてみる……。
そんな積み重ねが選手をやる気にさせるんです。コーチの話を聞いたとたん、早く練習したいとわくわくする。こんな経験が成長につながります。
どんな人にもスランプがありますが、そんなとき何をするかが重要。長嶋さんは休息派だったけど(笑)、やはりランニングや素振りなど、基本をやるといい。基本に戻ることですっと壁をのりこえられるんです。 |
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■回 一人一人の覚悟と努力が
■■ チームを勝利に導く
「代打として打席に立つとき常に気合を入れました。結果を出さないと次がない。自分を認めてもらうチャンスを大切にしなくては、と。
代打として結果を出しても『なぜ俺は代打なんだ?』という思いは消えなかった。そんなとき、(ホームランバッターとして名高い)王選手に
『柳田、お前、よく一回で打てるな(^^)』
と声をかけてもらった。重い一言でしたね。王選手にほめられたことで『俺ってすごい!?』と自信がついたんです。
やがて、『王選手でもできないことを俺はやっているんだ。必ず結果を出して次につながなくては』という責任感も強くなりました。
私の場合、1球目から振ります。全力で振れるのは準備が整っているからです。どんな状況でも出番になったらフルに実力を発揮できるよう態勢を整えておくことが大切。その自覚がないと勝てません。
自分で即勝負できる状態をつくっていることが自信につながるし、準備が整わない状態で戦いに臨むのは自分にもチームにもマイナス。自分の失敗が皆の迷惑になるわけです。
選手の使命とは、与えられた機会に自分の役割を果たすことなんです。
これは食の業界でも同じでしょう。
料理を完璧な状態で仕込んで提供する努力はプロなら当然のこと。日々手を抜かず気を抜かず、(お客様が来店してくれた)チャンスを絶対に逃さないことが大切なんです。それがチーム=お店、会社全体への貢献になる。
皆さんも、自分が会社を食わしているんだと思うと手抜きもできない。その覚悟を全員がもてば会社はさらに大きくなるでしょう(^^)
会社での仕事はしょせんノルマ。会社以外の自分の時間を使っての自問自答が本当の努力なんです。
自分で努力し、練習すると明日が楽しみになる。仕事に向かう姿勢が変わります。早く明日がこないかという気持ちで仕事に臨めば成果があがります。
こうした本人のやる気を大切にし、努力させるのがリーダーの使命。
リーダーが方針を決めたら、全員が不平不満をいわず皆で努力することが勝利につながるのです」
柳田さんの熱く真摯な講演が終ると、一斉に拍手が起こった。
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