| ラーメン海皇(かいおう) |
千葉県市川市
JR総武線・本八幡駅
地図→
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※この情報は取材当時のものです。メニューや営業時間は変更となっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。 |

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☆主なメニュー
塩らーめん/醤油らーめん
(あっさり味) |
600円 |
塩らーめん/醤油らーめん
(こってり味) |
650円 |
| 特製海皇らーめん |
900円 |
| とりそば |
800円 |
| あさりらーめん |
800円 |
| 季節のらーめん |
800円 |
| つけ塩(端麗海老味) |
700円 |
| つけ醤油(濃厚かつお味) |
700円 |
| 特製海皇つけ麺 |
1000円 |
| つけ麺 中盛800円、大盛900円増 |
| ◆トッピング |
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| ちゃーしゅー3枚 |
250円 |
| さきねぎ |
150円 |
| 味付半熟玉子 |
100円 |
| わかめ |
100円 |
| めんま |
100円 |
| ◆サイドメニュー |
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| 焼豚まぶしめし |
250円 |
| 焼ぎょうざ |
350円 |
| 手作り杏仁豆腐 |
230円 |
| 生ビール |
400円 |
| 島焼酎 |
550円 |
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住所:千葉県市川市南八幡5-8-5 大東ビル1F
JR本八幡駅南口より徒歩7〜8分。
南口ロータリーを直進。「長崎屋」の交差点を右折し、
一つ目の信号を渡って右手。南口郵便局の斜め前。
電話&FAX:047−379ー4183
(混雑時は応対できない場合あり)
営業時間:平日 11:30〜14:00 17:00〜22:00
土・日・祝日 11:30〜21:00
ただしスープが切れ次第閉店
☆5月9日(日曜日)は臨時休業の予定。
定休日:毎週水曜日
席数:カウンター10席、テーブル4×1席 |
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■回 「小笠原塩ラーメン島よし」が昨夏、本八幡で新装開店
■■ しゃれた内装の「ラーメン海皇」はデートにもぴったり!
桜の花びらが舞い散るうららかな昼下がり。鈴木、山内両隊員は本八幡駅に集結した。鳥居隊長は「鳥居式らーめん塾」開講準備におわれているため、今回は残念ながら欠席である。
「いいお天気ね〜。あったかい、というより暑いくらい。つけめん日和かな?」
「今日行くお店って、元『小笠原塩ラーメン 島よし』(昨年3月20日号で紹介)
なのよね? どうして千葉に移ってきたのかしら? 味は変わってるのかなあ?」
などと話しているうちに、船の帆のような白い屋根が見えた。玄関ドア前のウッドデッキをはさんで立つブルーのアクリルボードには、「小笠原塩ラーメン海皇」の文字が。
「外装、船の甲板みたいでおしゃれ〜! この通りを歩いていたら、つい立ち止まって覗いちゃいそう」
店の正面には真新しい巨大マンション。斜向いにコインパーキング。ラーメン店としてはなかなか絶妙な立地のように思われる。
入店するなり、ラーメン屋さんらしからぬ雰囲気に圧倒された。
白い壁にきらめく波を模したクリアブルーの天井が照り映えている。壁には大きな海の写真や小笠原の地図。流木をスライスして作ったかのようなナチュラルなカウンターは間接照明でほんのり明るい。やや高めのカウンタートップを縁取っているのはタイルのモザイク。棚にならぶガラス瓶入りの塩。食券販売機の無機質さをカバーするかのような、ミントグリーンのソファもキュートだ。同じカバーがソファタイプのスツールにもかかっていた。
そんなおしゃれなインテリアに甘いジャズの調べ、カウンター内で静かに微笑むイケメン…。ラーメンを豪快にすするより、恋人とカクテルを…なんてシチュエーションが似合いそうな雰囲気なのだった。
同じ海のイメージを強調していながら、あくまでも民芸調だった「島よし」とはムードがまったく変わっていた。
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| きらめく波を模したクリアブルーの天井 |
しゃれたカフェバー風の店内 |
「やあ、どうも!」
店主の鈴木健慥(けんぞう)さん(56)が黒いキャップにTシャツという若々しい出で立ちで登場。さっそく移転の理由を伺った。
「以前入っていたビルには某家電メーカーさんが入っていたんだけど、移転しちゃったんですよ。土日も家族連れがショールームをみにきたりして、かなりの集客力があった企業がなくなったので、今後のことも考えて移転を決めたんです。どうせ引っ越すなら自宅に近いほうがいいだろうということで小岩、市川、本八幡あたりに絞って物件を探しました」
「島よし」時代は、もともと小笠原の郷土料理屋さんから出発したこともあり、店内は素朴な民芸調だった。本八幡でラーメン専門店として出発するにあたり、店名、内装イメージを一新。昨年7月5日に「ラーメン海皇」としてオープンしたという。
「店名の由来? うーん…夢のなかでだったか…ふと、この名前がひらめいたんだよなあ(笑)。
客層は新宿時代とはずいぶん変わりましたね。駅からちょっと離れているから、フリーのお客さんはあまりみえないですね。だいたいは常連さん。目の前に大きなマンションがあるでしょう? 土日や夏休み、春休みといった長期休みとか平日のお昼は、小さい子をつれたファミリー、ママさんたちが多いかな。奥にひとつだけテーブルがあるから、よく『奥、あいてる?』って聞かれるね。すごく人気がある席なんですよ(笑)。夜は近所の企業に勤めてる人や、近くのアパートに住んでいる若い人、単身赴任中の人。週末の夜はカップルがすごく多くなりますね」
お店のにぎわいを臨場感たっぷりに話す鈴木さんなのだった。
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■回 ダブルスープで、味が一段とパワーアップ
■■ 自慢の塩ラーメンはあっさり/こってりの2タイプに!
さて、食べある記隊をうっとりさせた「島よし」の塩ラーメンの味は健在なのだろうか? 作り方や材料を伺った。
「麺は大成食品さんの平打手もみ麺のままだけど、スープの味は新宿時代よりグレードアップしているはずですよ。材料を少し変えたからね。以前は場所柄もあってゴミが出ないガラパックを使っていたけど、今は地鶏の生を使っています。それに、ダブルスープ製法に変えたんですよ」
肉系スープは大山地鶏の生肉、胴ガラ、モミジ、国産豚のゲンコツ、シイタケ、ニンジン、タマネギ、ニンニク、ショウガ、ネギを加えて午前8時から午後8時までじっくり煮込んで作る。
「ダブルスープ製法をとりいれるにあたって、ずいぶん研究しましたよ。鰹以外に秋刀魚や鯵の丸干しなんかも入れてみたけど、苦みが出てしまってダメでした。うちのスープはまろやかな塩味が売り物だから、苦みが際立ってしまうのかもしれないね…」
試行錯誤の末にレシピが決まった和風スープ。前の晩から日高昆布を水につけておいただしをわかして鰹節、宗田鰹の厚削りを加える。できあがった和風スープはポットで保温しているそうだ。
塩ラーメンの塩だれ、香味油、トッピングは新宿時代そのままだ。
まろやかな味わいが自慢の塩ダレは、小笠原の海水を塩田に引き入れ、天日で乾燥させたミネラルたっぷりの高級塩を使用。毎週取り寄せるこの塩を、昆布、椎茸、野菜類でとっただしで溶かして煮詰め、4、5日寝かせる。
健康エビの殻を動物系の油であげて作ったこだわりのエビ油にこの塩ダレ、肉系スープ、和風スープを丼にあわせると、「海皇」自慢の塩(あっさり味)スープの完成だ。あっさり味の塩らーめんは、お店での人気ナンバーワンだとか。
「塩らーめんのこってり味のほうは、和風スープを使いません。かわりに、スープで煮込んだ背脂を入れて作ります。こちらは若い人にとても人気がありますね」
こってり味のスープに、特製の鶏チャーシュー風と鶏そぼろ、揚げネギ、水菜、ゆずをのせたとりそばは男性にとても人気があるメニューだ。鶏の脂をきっちり抜いて仕込むのが味の秘訣だとか。
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■回 トッピングは海の恵みがいっぱい
■■ 贅沢な限定品、季節のらーめんに注目!
『海皇』のラーメンは店名にちなんで、シーフードをのせたものが多い。新鮮なアサリに小笠原の塩をふってさっと蒸したものをのせたあさりらーめんしかり。特製海皇らーめんしかり…。
特製海皇らーめんはいわゆる全部のせ。ねぎ、チャーシューと特製の鶏のチャーシュー風、めんま、ごま、味付半熟玉子に、ゆでた水菜…とこれだけでもゴージャスなのに、わかめ、ゆでエビ、そしてなんと水煮アワビのスライスまでがのっている!
「アワビはお寿司屋さんで出てくるのと同じですよ」
というコメントに
「なんて豪華なの〜っ!」と思わず声をあげた食べある記隊なのだった。
ゴージャストッピングの話題はさらに続く。
「旬の素材をのせた『季節のらーめん』は月がわりで毎日20食限定なんです。4月25日までは『季節のらーめん 桜』というのを出しています。桜鯛の薄塩焼きが4切れ、駿河湾産の桜エビに静岡産生わさび、旬のトビウオの卵に蕎麦のスプラウト、なると、ネギにニンジンの千切りなどをのせています。オーダーが入ってから桜鯛を焼くので、忙しい時間帯にオーダーが入ると大変なんですよ(笑)」
「季節のらーめん 桜」は、県内の注目ラーメン店が桜をテーマにした創作ラーメンを競作するという情報誌「千葉ウォーカー」の企画がきっかけでうまれた。鈴木さんが悩みに悩んだ末に完成したそうだ。
「桜=桜の塩漬けをのせる、なんてアイデアでは、他の店とバッティングしそうだったので即却下(笑)。桜というテーマと、『海皇』なんだから海の幸を使おうと思って、桜鯛や桜エビをのせることにしたんです。オペレーションが大変なので、オーダーが入ると厨房に緊張感が走るんですよ(笑)。
桜の前はカニとキノコ、でしたね。人指し指くらいに太くて長いズワイガニのむき身が3本と山エノキをさっとゆがいたものをのせてました。カニだけで原価がいくらになってたんだろう?」
鈴木さんはほがらかに限定メニューにまつわるエピソードを語る。
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■回 山海の幸満載の特製海皇らーめんと
■■ 店主おすすめのつけ塩(端麗海老味)を試食!
というわけでさっそく試食タイム!
限定20食の桜ラーメンに心ひかれたものの、夜の部のお客様のために辞退。鈴木さんおすすめの特製海皇らーめん、つけ塩を作っていただいた。ご自慢の手作り杏仁豆腐は、既に売り切れていた。ああ、残念〜(泣)。
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★特製海皇らーめん(900円)
スープ:大山地鶏の生肉、胴ガラ、モミジ、国産豚のゲンコツ、シイタケ、ニンジン、タマネギ、ニンニク、ショウガ、ネギを加えて12時間がかりで仕込んだ肉スープ+日高昆布、鰹節、宗田節の厚削りでとった和風スープ。
麺:大成食品の「島よし」用特製麺。国産粉をブレンドした高級中華麺粉使用。多加水、平打手もみ麺、160グラム。
たれ:天日干し製法の小笠原塩を昆布、椎茸、野菜類でとっただしで煮つめ4〜5日ねかせた特製塩だれ。
香味油:健康エビを使ったエビ油。
具:さきねぎ(細めの長ネギを芯を抜かずに千切りしたもの)、チャーシュー、特製鶏のチャーシュー風(脂をとった鶏肉をスープで煮込んだもの)、めんま、ごま、味付半熟玉子、ゆでえび、わかめ、ゆでた水菜、水煮アワビのスライス
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鈴 木 丼が目の前に出されたときに「わあっ!」と声をあげてしまうくらいの豪華さ!
器もすてきで、目にも楽しいラーメンですね。トッピングへの味付けは控えめで、ほかのトッピングの味とまざってないのがいいです。素材そのもののうまみがストレートに伝わってきます。
最近、濃厚に味付けをしすぎて素材の味がわかりにくかったり、個性的なトッピングどうしで味がまざってしまってるものなんかも多いけど、海皇らーめんの場合はひとつひとつのトッピングの味を楽しめるんですね。この感じはとても大事だと思います。
特に鶏のチャーシューが印象的でした。鶏肉の脂はとっているというお話でしたが、脂は抜けていても肉汁はちゃんと残っていて一口ごとに鶏ならではのジューシーな旨味を実感できました。チャーシュー好きとしては豚も鶏もそれぞれにおいしく食べられて、とても嬉しい!
毎日60本近く刻んでいるという千葉産のねぎ=「さきねぎ」もすごくよかったです。控えめだけど、ねぎの芯の部分の甘さが、平打ち麺にほどよくからんでおいしかった〜!
スープの印象は、以前とはちょっと変わりましたね。スープがダブルスープになったからだと思いますが、和風スープが加わった分だけ味にこくが出たように思います。前はもっとシンプルに塩味、って印象が強かったけれど、こちらのは、塩のうまみに、魚介のだしがよりそって、ぐんとグレードアップした感じがします。前の小笠原塩らーめんを食べたときも「本当の塩ってこんなにおいしいんだ!」と感じたけれど、今回試食させていただいて、あのときの感動が鮮やかによみがえってきました! ごちそうさまでした。
山 内
片口の丼に色とりどりの山海の幸! 華やかなエビの香りがふんわりと立ち上ってとってもゴージャスなラーメンですね。いわゆるふつうのラーメンのトッピングに加えて、アワビやエビまで食べられるなんて、さすが「海皇」さんだなあと嬉しくなっちゃいます。水菜、味付け玉子、チャーシュー2種、メンマ…トッピングひとつひとつにきちんと仕事がほどこされていて、本当に一口ごとにシアワセを感じちゃいます。わかめやネギ、水菜などもたっぷり入っていてすごくヘルシー。ジューシーなチャーシューとさっぱりした鶏のチャーシュー風、それぞれの個性も味わえて、満足です〜。
新宿時代のまろやかで上品な塩味スープは健在、というよりぐんとパワーアップしているような。和風だしが入って味にいっそう豊かな奥行きがでたように思いました。ただ、スープが強くなり、トッピングもまたそれぞれに個性的な分、麺の印象が少し薄れてしまったように感じたのが少々残念でした。
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★つけ塩(700円)
スープ、タレ、香味油:上に同じ。特製海皇ラーメンと同じ。さらに特製の甘酢だれ、ゆずを加える。
具:ねぎ、めんま、ゆでた水菜、焼豚を刻んだもの。
麺:ラーメンと同じ麺をゆでて水でしめ、刻み海苔をのせる。 |
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鈴 木
平打ち麺なので、口当たりがやさしく繊細で、最初は麺が少し細いかなと思ったくらいでした。だけど、食べ進むうちに、まろやかな塩味のタレに麺がしっくりなじむなあと感じましたね。
スープが以前とかわっているからなんでしょうか。タレの味の印象が、麺彩房系に近づいているような感じがしました。想像していたよりも甘酸っぱかったです。でも、がつんとくる味というより、あきがこないやさしい味になっていると思います。都内の職場からへとへとになって帰ってきて、「さて、今夜は何食べようかな」というとき、つい食べてしまうような…ほのぼのとした癒し系の味ですね。住宅街というこのお店の立地条件にはぴったりはまっているのではないでしょうか。本日はごちそうさまでした!
山 内 甘み、酸味がきいた塩ダレがユニークです。端麗海老味、とメニューに歌われ
ていましたが、見た目端麗、味豪奢という感じ。ふくよかなコクのある味わい、香ばしいエビ油が適度に麺にからんでのどごしがいいですね。平打ち手もみ麺のぷるぷる、ぷりぷりっとした食感が魅力です!
ラーメンの麺とつけめんの麺をかえない場合、かんすいの匂いが好き嫌いを大きくわける、と鳥居隊長がよくコメントされるんですが…。つけ塩に関していえば、タレのエビ油の香ばしさのおかげで、まったくかんすいの匂いを意識せずにすみました。
今後、初夏から夏にかけてはこのつけ麺系で季節のラーメンを工夫されるのでしょうか。鈴木さんがどんな趣向をこらしてくださるのか、特に、どんな海の幸がトッピングになるのかが、すごく楽しみです。
「海皇」さんでは八丈島の黄八丈とか、神津島の盛若なんていう島焼酎もおいているんですね。こちらのラーメンはまろやかで繊細な女性好みの味ですし、焼酎との相性ってどんなかしら?とすごく気になる私。そういえば今回、鈴木さんご自慢の杏仁豆腐も季節のらーめん 桜も食べ損ねてるっ!!てことで、近々また伺いますね。
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