食べある記隊インデックス
 
◎ 番外編 28
「鳥居式らーめん塾」卒業生ニュース
◎ 特別編 27
ニューヨーク食市場研修報告
◎ 特別編 26
第16期(京都校第3期)鳥居式らーめん塾 卒業制作発表会
◎ 特別編 25
「第13回 “麺”夢塾」レポート
◎ 番外編 27
「大成麺市場」だより(^^) 4月は8日と22日に開催!
◎ 番外編 26
第1回大成麺市場 〜工場直売会〜
◎ 番外編 25
年頭所感 2012
◎ 番外編 24
東京ラーメンショー2011
◎ 番外編 23
Noodle WORLD 2011
◎ 特別編 24
「第12回 “麺”夢塾」レポート
◎ 特別編 23
第15期(京都校第2期)鳥居式らーめん塾 卒業制作発表会
◎ 特別編 22
中国湖南省米粉視察レポート(後編)
◎ 特別編 21
中国湖南省米粉視察レポート(前編)
上海麺館 SHANGHAI MENKAN(中野区)
◎ 番外編 22
「鳥居式らーめん塾」ニュース〜スタッフブログと卒業生情報!(^^)〜
◎ 番外編 21
「鳥居式らーめん塾」ニュース〜3.11から70日が過ぎて〜
◎ 特別編 20
第14期鳥居式らーめん塾
卒業制作発表会
◎ 特別編 19
「第11回 “麺”夢塾」レポート
◎ 番外編 20
「鳥居式らーめん塾」
塾生ニュース!(^o^)/
◎ 番外編 19
「鳥居式らーめん塾」
卒業生ニュース(^^)
◎ 番外編 18
年頭所感 2011
◎ 番外編 17
「鳥居式らーめん塾」
卒業生ニュース♪(^^)
◎ 特別編 18
第13期鳥居式らーめん塾
無事終了!
◎ 番外編 16
東京ラーメンショー2010
◎ 番外編 15
Noodle WORLD2010
◎ 特別編 17
「第10回 “麺”夢塾」レポート
◎ 特別編 16
第12期鳥居式らーめん塾
卒業試食会
◎ 特別編 15
中国 雑穀麺食べある記(後編)
◎ 特別編 14
中国 雑穀麺食べある記(前編)
◎ 特別編 13
第十回 大成食品七夕の集いレポート
◎ 番外編 14
「鳥居式らーめん塾」
卒業生情報!
◎ 特別編 12
坂本一敏先生の講演
◎ 番外編 13
年頭所感 2010
◎ 番外編 12
ラーメン産業展2009
◎ 特別編 11
第10期鳥居式らーめん塾
卒業試食会
◎ 特別編 10
長谷川大さんの講演会
◎ 特別編 9
第9回大成食品七夕の集い
◎ 特別編 8
ラーメン Show in Tokyo 2009
◎ 特別編 7
大久保一彦さんの講演会
◎ 特別編 6
中国 米麺食べある記(2)
◎ 特別編 5
中国 米麺食べある記(1)
◎ 番外編 11
年頭所感 2009
中華そば へいぼん
(中野区)
らーめん つけめん 我家(うち)
(豊島区)
◎ 番外編 10
ラーメン産業展2008(後編)
◎ 番外編 9
ラーメン産業展2008(前編)
らーめん ひとふんばり
(横浜市)
◎ 特別編 4
福島鰹(株)工場見学記
さかなやらーめん (愛知県)
らーめん Nageyari (岐阜県)
麺屋 轍(わだち) (愛知県)
拉饂飩麺(らうどん)古市商店
(倉敷市)
らーめん 古丹 (京都府)
中華そば 小淀 (中野区)
◎ 番外編 8
はんつ遠藤さんの講演会
つけめん専門店 一歩
(千代田区)
麺彩房 西日暮里店
(荒川区)
◎ 番外編 7
麺食ギャラリー オープン
夢あかり (文京区)
◎ 番外編 6
ラーメン産業展2007(後編)
◎ 番外編 5
ラーメン産業展2007(前編)
◎ 特別編 3
坂本一敏氏講演
つけそば 麺彩房 五反田店
(品川区)
◎ 特別編 2
中国麺紀行
魁 (横浜市)
麺や勝 (新潟県)
◎ 番外編 4
ラーメン産業展2006
湘丸 (横浜市)
麺家一徹&
麺家一徹旭 (千葉県)
◎ 特別編 1
ニューヨークレポート
麺彩房 (中野区)
ひまわり (新宿区)
杏樹亭 (市川市)
一張羅 (埼玉県)
中村屋 (岐阜県)
つじのや (愛知県)
茶屋亭 (愛知県)
がんちゃ (山梨県)
NARUーTO (山梨県)
太陽飯店 (山梨県)
海皇 (市川市)
多久味 (江戸川区)
古奇園 (新宿区)
はやし (渋谷区)
天神屋 (文京区)
生粋 (豊島区)
夢うさぎ (江戸川区)
上々 (千代田区)
◎ 番外編 3
イベントレポート2
麺好 (中野区)
ジャンボ (新宿区)
満月のラパン (渋谷区)
グラバー亭 (練馬区)
◎ 番外編 2
イベントレポート1
◎ 番外編 1
大成食品(製麺工場)
甚六亭 (豊島区)
 
鳥居式らーめん塾
大成食品のラーメン店開業・運営支援
 

★ 食べある記隊出動記録(4)

甚六亭 池袋店
池袋の予備校ストリートに新たな行列店が!
若い女性、カップルも愛用する「甚六亭」の秘密とは?

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※この情報は取材当時のものです。メニューや営業時間は変更となっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。

住所:豊島区南池袋2−12−5
   第3中野ビル1F
電話・ファクス:
03−5391−0894
アクセス:
池袋駅南口下車 明治通りを新宿方面に向かって歩き、ジュンク堂書店奥の東通りへ入る。2つめの角(まぐろ市場の赤い看板が目印)を左に入ってすぐ。駅から徒歩7分程度。 
営業時間:
平日 11:00〜翌朝2:00
日・祭日 11:00〜23:00  年中無休
席数:
カウンター24席、テーブル8席

☆主なメニュー
ラーメン 600円
こってり 700円
四 川 700円
広東(野菜あんかけ) 800円
梅じそ油そば 800円
大盛り(2玉) +100円
トッピング
チャーシュー、ワンタン 各200円
のり、味付卵、もやし、メンマ、ねぎ、わかめ 各100円
コーン、バター、生卵 各50円
チャーシューライス 100円
セットメニュー(11:00〜14:00)
+200円
Aセット=ライス、餃子3個
Bセット=チャーハン、餃子3個
Cセット=おにぎり(鮭)、餃子3個
一杯セット
生ビールまたは日本酒とつまみ盛り合わせ 600円
 木枯らし吹きすさぶ池袋の昼下がり。鳥居隊長を先頭に、鈴木、山内からなる食べある記隊は震えながら「甚六亭」へ向かった。池袋西武を出てジュンク堂書店脇の東通りへ。予備校やオフィス、飲食店が並び、すれ違うのはサラリーマン、OL、学生と、50代以上とおぼしき熟年世代。若者の街のようでいて結構年令構成はばらばらのよう。飲食店は安さやボリューム、お得なランチをセールスポイントにするところが多いみたい。

 まっかな「まぐろ市場」の看板の角で曲がると、店はすぐに見つかった。
 ドアを開けると、女性スタッフの軽やかな「いらっしゃいませ」の声が。牛丼屋さんのようなU字型の細長い木製カウンターが目を引く。白い壁に見覚えのあるの豚のマークを発見! 隊長によれば、「甚六亭」は第1回の探検先「一挑」の店主が長年修業した店。今は「一挑」になっている江古田の店からこの場所に移り、97年夏にオープンしたのだとか。

 左手の壁には、「Tokyo Walker」「デジタル現代」などの情報誌の表紙と記事、タレントの峰竜太の写真がずらりと貼られていた。そう、ここ「甚六亭・池袋店」は、すでに雑誌やテレビで何度も取り上げられている有名店なのだった。午後2時をまわっているのに、入れ代わり立ち代わり、お客が訪れる。たいていはひとりで、壁のマガジンラックからマンガ雑誌を抜き出して、ラーメンが供されるのを待っている。珍しいことに、「MORE」などの女性雑誌も数種類。この店には女性ファンもかなり多いことが伺える。
 ファーストフードチェーンのような明るくカジュアルなムードただよう清潔な店内。丼やグラスを持ったスタッフたちがカウンター内をきびきびと往復する。U字の口の部分にガラス付きのドアがあり、客席と厨房はきっちり分けられているから、店内にスープを煮込む匂いがたちこめることもない。匂いに敏感な若い女性たちもこんなつくりの店なら安心して入れそうだ。
 ガラス越しに清潔な厨房と4人のスタッフの上半身の動きは見てとれるが、調理する手元までは覗けない。カウンターに座って厨房の作業ぶりを眺めるのが好きな私にはこの点だけは、ちょっとものたりなく感じたけれども。
 インタビューに答えて下さったのは店長の王彪さん、37歳。大成食品のマスコットキャラクター「タイちゃん」にどこか似ている愛嬌のある笑顔が印象的だ。中華の料理人を12年ほど経験したあと、ラーメン好きがこうじて「甚六亭」に入ったそうだ。
 駅から少し入ったこの店の付近はラーメン店が多く競争が激しい。それでも日中はサラリーマン、OL、予備校生、夜はカップルや若者グループで混雑するという。
「忙しいね、毎日……」
 とは言うものの、王さんの笑顔に疲れは見えない。
□10時間煮込んだとんこつスープのラーメンを引き立てる自家製メンマ
 四川、広東、油そばなどメニューも豊富!

「作り方は『一挑』さんとおんなじよ」
 と渋る王さんに無理にお願いして、「甚六亭」のラーメンの作り方を教えてもらった。
 スープはとんこつ。豚のあばら骨を軸に、鶏ガラ、たまねぎ、にんじん、にんにく、しょうがを加え、10時間煮こむ。この1種類のスープに数種類あるたれを組み合わせて味のバリエーションを出すのだという。おすすめのこってりラーメンのたれはしょうゆをベースに特製のスパイス等を加えたもの。
「中身はヒミツ☆」
 だそうだ。
 さらにたまねぎとにんにくのすりおろしを油で炒めた特製ペーストを入れる点は確かに「一挑」と同じだが、ベースとなるスープの材料は違っていた。「『一挑』さんとおんなじ」と言うけれど、ぴりから味噌味の四川、広東(野菜あんかけ)や梅じその汁そば、油そばなど、こちらのほうがメニューも豊富だ。客層が江古田とは違って幅広いことが関係しているのだろう。セットメニューや日替わりサービスなどもあるし、常連客を飽きさせないツボはきちんと押さえられている。

 さて、さきほどのスープに細めで縮れた東京ラーメンの麺を入れる。ゆで時間は1分強。もちろん、好みのゆで加減はリクエストできる。
 さらに、3時間かけて作った自家製チャーシュー、のり、ねぎ、味付卵をのせる。トッピングは好みで追加できるが、王さんが特におすすめするのはメンマだそう。
「できあいのメンマをそのまま出す店も多いけど、うちは自家製です。塩づけメンマに1日中水をかけて塩出しし、それを炒めてスープと調味料で2時間ほど煮込んで作ります。100円で15〜16本のせちゃうから、とってもおトク。『一杯セット』のおつまみ盛り合わせにもついてきます。ぜひ一度食べてみて!」
 地味だけどラーメンには欠かせない名脇役のメンマ。手間がかかるわりには値段が安いせいか、できあいをそのまま使う店が多いのは事実。貴重な自家製メンマだというのに、それをメニュー等で全然アピールしていないなんてもったいない! 
「読者の皆さん、注文のときにメンマを追加するのを忘れないでね!」

□人気メニュー食べ比べは若者の定番「こってり」に
 洗練された味わいの「四川」、癖になる「梅じそ油そば」の3種類!

 さて、待望の試食。
 王さんはおすすめとして「こってり」、「四川」、「梅じそ油そば」の3種類を作って下さった。
☆「こってり」の特徴
スープ:とんこつ、鶏がら、たまねぎ、にんじん、にんにく、しょうがを煮込んだスープで、特製しょうゆだれ、特製のたまねぎ&にんにくペーストをとく。
麺:中細で多加水の縮れ麺
具:チャーシュー、のり、自家製味付けメンマ、煮卵半分、青ねぎ、白ごま
 山 内
 淡褐色のスープはこくがあってまろやか。こってりなんだけど脂っぽさをあまり感じさせない爽やかな後味は、たぶん、特製のたまねぎペーストのせいでしょう。ただ、同じペーストを使っているとはいえ、製法や分量は「一挑」とはかなり違うのでは? たまねぎの生っぽさが突出することなく、非常に落ち着いた印象。インパクトはあまりないかもしれないけれど、円熟というか、安定感、安心感のある味わいのスープはさすが元祖ですね。
 チャーシューはしっかりした存在感があっておつまみ向き。メンマはあっさりした味付けで、他店でおなじみの甘ったるいあの味とは確かに違ってました。いくらでも食べられます。
 丼は小さめで女性や小食な人にも楽に食べ終えられる絶妙なボリューム。若い胃袋をみたすにはご飯類、セットをぜひ活用して!
☆「四川」の特徴
スープ:とんこつ、鶏がら、たまねぎ、にんじん、にんにく、しょうがを煮込んだスープで、特製四川たれ(豆板醤、芝麻醤、ねぎその他を含む)をとく。
麺:中細で多加水の縮れ麺
具:チャーシュー、のり、自家製味付けメンマ、煮卵半分、白髪ねぎ、青ねぎ、白ごま
 山 内
 まっ赤なスープにたっぷりふんわりかかった白髪ねぎ、その上にぱらっと散らした緑と、色合いがとても美しいラーメンです。
 スープがまろやかなせいか、見た目ほど辛くはないし、とても洗練された味。四川にはまってる女性ファンも多いのでは? ごま風味がきいているけど、多すぎず、少なすぎずというさじ加減。いくら飲んでものどにざらざらっとごまが残るような違和感はなし☆。ただ、麺はもう少し固い方が好みです。
☆「梅じそ油そば」の特徴
スープ:なし。特製梅じそたれのみ 
麺:固めにゆでた極太縮れ麺。
具:チャーシュー、自家製味付けメンマ、煮卵半分、白髪ねぎ、わかめ、のり(細切り)
 山 内
 盛り付けが美しく爽やかで、見た目のボリューム感も○。極太の麺と数々のトッピングを、梅干しの裏ごしとかつお節、青じそなどが入ったたれとよーくからめて食べます。油そばなので、それなりに油が入っているはずですが、梅じその威力は絶大。すっきりした酸味が食欲を刺激し、一気にいけちゃいます。本当においしく麺が食べられる調理法ですね。食べながら、ほのぼのと幸せな気分になりました。感想書いているそばからまた食べたくなる、そんな癖になる味。女性や年輩の方に受けているというのも納得、ですね。

 それぞれ特徴があり、お客さまの心をつかむメニューですね。「こってり」は若い人向けで私にはちょっと脂っこかったけれども、好きな人にはたまらないんじゃないかな。さすが「元祖」という感じの完成度です。
 四川も非常に美しい盛り付けで洗練されていますね。辛い味が好きな人には好評でしょう。
 梅じそ油そばはほかにはあまりないメニューですね。シソを入れるところはあるけれど、こういうのは珍しい。酸っぱくてしその香りが食欲をそそって癖になる。以前の「神田 小松屋」さんのレモンラーメンでも思いましたが、酸味系の味わい、トッピングは女性や年令の高い層に強力にアピールするのかもしれませんね。
 ともあれ、これだけのクオリティでこんなにたくさんのメニューを出していくのは本当に大変だと思います。研究熱心なお店だから、今後さらにおいしくなっていきそうですね。

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